繰り返すパターンは、あなたが一番回数を積んでいる才能
- うさみちかこ

- 7月10日
- 読了時間: 3分
更新日:7月10日
繰り返すパターンとは、直すべき悪癖ではなく、あなたが人生で一番回数を重ねてきた「動き方」のことです。 回数を積んだものは、才能になります。
この記事では、私自身の27年を例に、その反転についてお話しします。
「また同じことしてる…」って、思ったことありませんか?
また引き受けちゃった。
また言えなかった。
また、自分のことは後回し。
気づくたびに、ため息が出る。
「私、いつもこれだな」って。
自己啓発の本を開けば、だいたいこう書いてあります。
「そのパターンを手放しましょう」って。
でも今日は、まったく逆の話をさせてください。
私は、繰り返すパターンを「モロに」使ってきました
私は昔から、人のことを受け取りすぎてしまう性質でした。
目の前の人の疲れや痛みが、放っておけない。
気づけばその性質のまま、人の体に触れる仕事を選んでいました。
気づけば、27年。
数えてみたら、23,000回を超えていました。
これ、見方によっては「囚われ」です。
同じ場所をぐるぐる回っているだけ、と言われたら否定できない時期もありました。
でも、その繰り返しが、私の手を育てていました。
23,000回ぶんの経験が、体の声を聴く力になっていました。
そして今、その全部が、INSCOPEという新しい形の土台になっています。
パターンを消したから、ここに来られたんじゃない。
パターンを使い切ったから、ここに来られたんです。
パターンに「良い・悪い」はない。
「使われ方」があるだけ
「つい人の世話を焼いてしまう」は、疲れ果てる原因にもなるし、誰かを深く支える力にもなる。
「納得するまで動けない」は、チャンスを逃す癖にもなるし、本物だけを選び抜く目にもなる。
「同じことを何度も確かめる」は、心配性とも呼ばれるし、23,000回の鍛錬とも呼ばれる。
同じパターンです。
違うのは、使われ方だけ。
そして、ここが大事なところ。
あなたはそのパターンを、誰よりも長く、誰よりも多く、繰り返してきた。
つまり練習量なら、もう誰にも負けていないんです。
あなたの繰り返すパターンは、あなたが一番回数を積んでいる才能です。
「直す」のをやめて、「使い道」を探してみる
だから、問いを変えてみませんか。
「どうしたらこのパターンをやめられるか?」ではなく。
「このパターンが、一番いい形で働くのは、どんな時だろう?」
私の場合、その答えを見つけるのに27年かかりました。
でも、自分の星と経験を照らし合わせながら見ていくと、もっと早く気づけたはずのサインが、実はたくさんあったんです。
自分のパターンを知ること。
それを責めずに、経験と繋げて眺めること。
そして、使い道を見つけること。
それが、私がINSCOPEでやりたいことの、いちばん深いところにあります。
あなたの「また、これだ」の中に、あなただけの才能が眠っています。
AIの時代だからこそ、最後に還る場所は、自分の内側。 答えは、最初から、あなたの中にあります。
うさみちかこ(セラピスト歴27年・INSCOPE設計者)

