天体とは|10天体・キロン・ノードの意味と読み方
- うさみちかこ

- 1 日前
- 読了時間: 5分
天体とは、ホロスコープの中で「何が働いているか」を示すものです。
太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の10天体に、キロンとノードを加えて読んでいきます。
天体が「何が」、星座が「どんな動機で」、ハウスが「どこで」。
この3つが組み合わさって、ひとつの配置になります。
このページは、各天体の意味をまとめた一覧です。
実際は、より細かい小惑星などもありますが、このブログではINSCOPEで取り扱っているものをピックアップしています。
> ホロスコープそのものの基本については、[ホロスコープとは]をご覧ください。
天体は、どう分類されますか?

12の天体は、動く速さによって3つに分かれます。
動きが速いものほど、その人個人の性格に直結します。
<個人天体> 太陽・月・水星・金星・火星
<読み方>その人の性格・才能そのもの
<社会天体>木星・土星
<読み方>社会との関わり方
<世代天体>天王星・海王星・冥王星
<読み方> 同世代に共通する傾向。※個人としてはハウスで読む
<感受点など>キロン・ノード・ASC・MC など
<読み方>
キロン・傷と癒し
ノード・向かう方向
ASC・外向きの顔
MC・社会での到達点
世代天体は同じ星座に何年も滞在します。なので「海王星が◯◯座」という情報だけでは、同世代の全員が同じになります。個人として読むときは、何ハウスにあるかを見ます。
個人天体 性格と才能をつくるもの
☉ 太陽|あなたの中心
担当:存在の軸、人生の目的、「自分らしさ」
太陽は、その人がどこへ向かって育っていくかを示します。生まれた時点で完成しているものというより、**生きながら育てていく方向**です。
「自分らしくいられない」と感じるとき、太陽の使い方を見直すと手がかりが出てきます。
▶ 各星座での太陽の読み方は、[12星座の記事]へ
☽ 月|あなたの素の反応
担当: 感情、無意識の反応、安心する条件
月は、意識する前に出てくる反応です。何にほっとして、何に不安になるか。
素の自分が出る場所でもあります。
疲れているとき、月の求めるものが満たされていないことがよくあります。
☿ 水星|あなたの考え方と話し方
担当:思考、言葉、情報の扱い方、学び方
水星は、頭の使い方の癖を示します。速く考えるのか、じっくり考えるのか。結論から話すのか、順を追って話すのか。
人と話が噛み合わないとき、水星の違いが理由になっていることがあります。
♀ 金星|あなたの「好き」
担当: 愛し方、受け取り方、美意識、価値を感じるもの
金星は、何を心地よいと感じるかを示します。
人間関係だけでなく、お金や持ち物の好みにも関わります。
受け取ることに抵抗があるとき、金星の状態を見ると理由が見えることがあります。
♂ 火星|あなたの動き方
担当: 行動、意欲、怒り方、勝負のかけ方
火星は、エネルギーの出し方を示します。
すぐ動くのか、溜めてから動くのか。正面から行くのか、回り込むのか。
怒りの出方も火星の担当です。
出せずに溜まっているとき、身体に出てくることがあります。
社会天体——世の中との関わりをつくるもの
♃ 木星|あなたの広がる場所
担当:拡大、チャンス、豊かさ、寛大さ
木星は、力を抜いても大きくなっていく領域を示します。
放っておくと増えていく場所とも言えます。
増えすぎることもあるため、どこで締めるかを決めておくと扱いやすくなります。
♄ 土星|あなたの鍛えられる場所
担当:制限、責任、時間、成熟
土星は、簡単には手に入らない領域を示します。
若いうちは重く感じられ、時間をかけるほど確かな力に変わっていきます。
「ここだけは頑張ってしまう」
「ここだけ自分に厳しい」と感じる場所は、土星が関わっていることがあります。
世代天体——大きな流れを示すもの
♅ 天王星|作り替える力
担当:変革、独自性、突然の変化、自由
天王星は、当たり前になっているものを壊して更新する働きを示します。
そのハウスの領域で、人と違う形を取る傾向が出ます。
♆ 海王星|境界を溶かす力
担当: 理想、感受性、想像、境界の曖昧さ
海王星は、輪郭がなくなる領域を示します。
感じ取る力が強く働く一方で、現実との線が引きにくくなる場所でもあります。
♇ 冥王星|根本から変える力
担当: 変容、深層、極限、生まれ変わり
冥王星は、一度壊れてから作り直される領域を示します。
人生で大きな転換が起きやすい場所として読まれます。
キロンとノード 傷と、向かう方向
⚷ キロン|あなたの深い痛み
担当:古い傷、癒えにくいテーマ、人を理解する力
キロンは、自分では扱いきれない痛みを示します。
同時に、同じ痛みを持つ人を深く理解できる場所でもあります。
INSCOPEでは、キロンを「繰り返すパターン」を読む中心の天体として扱っています。
☊ ノード(ドラゴンヘッド)|あなたが向かう方向
担当: 今生で進んでいく方向、伸ばしていくテーマ
ノードは、慣れた場所から少し外へ出る方向を示します。
最初は違和感があり、進むほど手応えが増していく性質があります。
ASC・MCは、天体ではありません
ホロスコープには、天体のほかに4つの角(かど)があります。
生まれた時刻と場所によって決まる、とても重要な点です。
ASC(アセンダント)・・・外に向ける最初の顔・身体の反応
DSC(ディセンダント)・・・ 他者・パートナーとの関わり方
MC(天頂)・・・ 社会での役割・到達点
IC(天底)・・・家・ルーツ・帰る場所
ASCとDSC、MCとICは向かい合っているため、
片方を読めば、もう片方も見えています。
各天体が星座ごとにどう働くかは、[12星座の記事]へ。
各天体がどの領域で働くかは、[12ハウスの読み方]へ。
星は、あなたの言葉になります
星を読んで「当たってる」で終わると、そこで止まります。
「私はこういうとき、こうなるんだ」と自分の言葉になったとき、初めて使えます。
使えるというのは、
同じ場面が来たときに気づけて、
そのまま進むか、やめるかを選べるということです。
INSCOPEは、その言葉があなたの口から出るまで一緒に探す場所です。
INSCOPE|星図との対話による自己理解プログラム
星を入口に、自分を分かってあげられるようになる。
INSCOPEについて☟
AIの時代だからこそ、最後に還る場所は、自分の内側。
答えは、最初から、あなたの中にあります。
うさみちかこ(セラピスト歴27年・INSCOPE設計者)
