ホロスコープとは|生まれた瞬間の空の記録
- うさみちかこ

- 3 日前
- 読了時間: 5分
ホロスコープとは、あなたが生まれた瞬間の、空の配置を一枚の図にしたものです。
その日、その時刻、その場所から見上げた空に、どの天体がどこにあったか。
それを平面の円に写し取ったものが、ホロスコープ(出生図・ネイタルチャート)です。
そして、この図はあなたの性質を言葉にするための材料になります。
この記事は、ホロスコープ全体の入口です。
ホロスコープと「12星座占い」は、何が違いますか?
雑誌やアプリで見る「今日の12星座占い」などは太陽ひとつを使っています。
太陽の星座は、誕生日だけで決まります。
7月20日生まれなら蟹座。
ここまでは、生年月日さえあれば誰でも分かります。
ホロスコープは、そこから先を見ます。
月はどこにいたか。
水星は。金星は。火星は。
10個の天体(とキロン・ノードなど)を、それぞれ別々に読みます。
同じ蟹座生まれでも、ホロスコープは一人ひとり違います。
同じ誕生日でも、生まれた時刻が2時間違えば図の形は変わります。
生まれた場所が違っても変わります。
だからホロスコープは、あなた一人のための図になります。
「蟹座なのに、蟹座っぽくない」と感じたことがある人。
それは当然。
あなたの中には、蟹座以外の要素が9個以上入っています。
ホロスコープは、何でできていますか?

材料は3つだけです。
この3つの組み合わせで、複雑な図はできています。
材料 | 数 | 答えるもの |
天体 | 10個+キロン・ノード | 何が 動いているか |
星座(サイン) | 12個 | どんな動機で 動くか |
ハウス | 12個 | どの場所で 起きるか |
この3つは、揃って初めて一つの文になります。
天体だけ、星座だけを見ても、個人の特徴にはなりません。
それぞれの詳しい読み方は、こちらにまとめています。
▶ 天体とは——10天体・キロン・ノードが、あなたの中で何を担当しているか
▶ 12星座とは——星座が語る「動機」と、10天体それぞれに星座がある話
▶12ハウスとは——12の場所の意味と、天体が入っていないハウスの読み方
※UP次第順にリンクを貼っていきます。
また、図の骨格を決めるASC・MC・DSC・ICという4つの点があります。
天体ではありませんが、ホロスコープの構造そのものを決める重要な位置です。
これは天体とはの後半で扱っています。
天体と天体は、どう関わっていますか?
天体と天体が特定の角度で結ばれると、お互いに影響し合います。
これをアスペクトと呼びます。
ホロスコープの中央に引かれている線が、それです。
角度 | 名前 | どういう関係か |
0度 | コンジャンクション(合) | 混ざり合う。切り離せない |
60度 | セクスタイル | 使えば動く。意識すると働く |
90度 | スクエア | ぶつかる。だから力が出る |
120度 | トライン | 調和の角度。自然に流れる。当たり前すぎて気づかない |
180度 | オポジション | 向かい合う。両極を行き来する |
角度はぴったりでなくても成立します。
数度の幅(オーブ)があり、ぴったりに近いほど強く働きます。
90度・180度は「悪い角度」ですか?
スクエア(90度)とオポジション(180度)は、かつて「凶角」と呼ばれていました。
けれど,実際に経験して、凶苦を決める角度ではないということが体験として感じている事です。
例えは、180度だとやらなければならないと感じて実際に動く決断をする。
90度は、学びの度数だと実感しています。
つらいことが実際にあってそこから学びに繋がるという見方もありますが、個人的には、未来のために乗り越える学びと捉えることが出来ると、日々の捉え方も変わってくるように感じています。
なので、実際に人を動かしているのは、たいていこの180度、90度の角度です。
摩擦があるから、そこに意識が向きます。
同じところで何度もぶつかって、そのたびに考えて、工夫して、それでもまたぶつかる。
その繰り返しがあった場所こそ、その人がいちばん深く語れる主題になっていきます。
逆にトライン(120度)は、あまりに自然に流れるため、本人が才能だと気づいていないことがよくあります。
「これは誰でもできることでしょう」と思っている部分。
そこにトラインがあることは、珍しくありません。
自分のホロスコープを出すには、何が必要ですか?
3つの情報が要ります。
生年月日
出生時刻(できるだけ正確に)
出生地
出生時刻は、母子手帳・出生届の控え・病院の記録などで確認できることがあります。
ご両親の記憶が頼りになる場合もあります。
出生時刻が分からないときは、読めませんか?
読めます。
読める部分のほうが多いです。
時刻が不明でも分かること | 時刻が必要なもの |
天体の星座(月以外はほぼ確定) | ハウスの配置 |
天体同士のアスペクト | ASC・MC・DSC・IC |
エレメント・クオリティの傾向 | 月の星座(日によっては変わる) |
月は1日に約13度動くため、その日のうちに星座をまたぐことがあります。
時刻不明のときは、月だけ「2つのうちどちらか」として保留し、両方読んでみて、しっくりくるほうを採用します。
ハウスが出せないからといって、読めることが半分になるわけではありません。
まずは天体の星座とアスペクトから始めてください。
良い配置・悪い配置は、ありますか?
ホロスコープには、良い配置も悪い配置もありません。
あるのは、出方の違いだけです。
たとえば「土星が10ハウス」は、こう読めます。
社会で認められるまでに時間がかかる
同じ配置を、こうも読めます。
時間をかけた分だけ、崩れない形になる
どちらも同じ配置の説明です。
違うのは、その言葉を自分がどう使うかだけです。
だから、読むときの問いはいつも一つです。
この配置は、私のどの場面のことを言っているだろう。
当たっているかどうかを確かめる読み方だと、そこで終わります。
自分の場面を思い出しながら読むと、続きが出てきます。
星は、あなたの言葉になります
星を読んで「当たってる」と思ったところから、もう一歩進めます。
「私はこういうとき、こうなるんだ」と自分の言葉になったとき、初めて使えます。
使えるというのは、同じ場面が来たときに気づけて、そのまま進むか、やめるかを選べるということです。
INSCOPEは、その言葉があなたの口から出るまで一緒に探す場所です。
INSCOPE|星図との対話による自己理解プログラム
星を入口に、自分を分かってあげられるようになる。
▶ INSCOPEについて ▶ AI版INSCOPE(星図とAI対話による自己理解プログラム)
AIの時代だからこそ、最後に還る場所は、自分の内側。答えは、最初から、あなたの中にあります。うさみちかこ(セラピスト歴27年・INSCOPE設計者)
